笠懸を見に行って来ました!
28日、三浦市の油壺の荒井浜で道寸まつりが行われて、11時より
”笠懸”という馬上から弓を射る行事が行われました。
好奇心旺盛なのでひょっこり出かけて来ました。
これは神事の一環らしく、1時間以上も神事を見届けました。
神様お迎えの儀、お供え物・・・延々と続き、お偉いさんの玉串奉納。
そして最後の方になって射る順番をくじで決めています。
決まったら競技団の入場です・・・(^-^)!! やっと始まる。
騎手の集団は審判員です。 旗印に武田菱が付いているのは
この笠懸の流派があの信玄さんの武田流なのだそうです。
審判団に続いて本日の射手(選手団)が続きます。
射手は馬上にまたがって走るコースを馬と一緒に確認です。
かっこいいですね~(^-^)!
あらま、屈強な射手の中に紅一点、凜々しく騎乗する素敵な女性も。
さあ、ようやく始まるようです
馬上から弓を射る武芸には3通りあるそうです。
有名なのは”流鏑馬”で1方向に走り抜けます。
一方、”笠懸”は往復、往路は高い的に向かい・・・
復路はご覧のような低い的を射るそうでかなり難しいらしいです。
ああ、見事に外していますよ~(^_^)!
初めてこんな近くで見て楽しませてもらいましたが、熱中症寸前。
本日のお勉強。
馬上から弓を射る武芸は”流鏑馬”だと思い込んでいましたが、
騎射三物と言って武士の騎射稽古法として犬追物・笠懸・流鏑馬がある
のを知りました。
また”道寸まつり”とはこの油壺の地で滅亡した三浦一族の最後の
三浦道寸義同を忍んでその霊を慰めるものだそうです。