三浦市指定重要無形民俗文化財 いなりっこ
10月1日、三浦市民ホールで”第51回いなりっこ発表会”が
開催されました。 友人たちに誘れたので何のことやら分からない
まま出かけてみました。
この催しは地域の子供たちが継承する面神楽(めんかぐら)だった
のです。 途中退室つもりで望んだのですが見事な芸に見入って
しまいました
写真もいつもより多いですが子供たちの演技をギリギリまで
まとめました
6つの演目からなっていました・・・
(1) 国がため
この踊りは「始めの面」と言われ必ず行われます!
神様の名前は国常立神 (くにとこたちのかみ)
(2) 湯立
竈の神・荒神様が里人に悪さをする邪神・山の神を退治する物語。
(3) 種まき
田畑を荒らす悪い狐を退治する物語。
(4) 恵比寿の舞
海の神、恵比寿信仰は三崎でも海南神社で大漁祈願されています。
恵比寿が鯛を釣りました!
エビ鯛で恵比寿顔。
(5) 天狐の舞
狐の舞で手に御幣と鈴を持って五穀豊穣を祈念します!
小学4年の女のこです。
(6) 茶番劇
みんなお面を取っての寸劇です・・・
”泣く子と地頭には勝てぬ”だそうです。
アドリブで場内は爆笑・・・いやあ~芸達者です。
これがすべての演目でしたがホントに上手でした、そして面白かった
です。
なかでも最高はこの子。。。
幼稚園の年中児ですが切れのいい踊りとくるっと首をまわして
ミエをきる見事な動きに大喝采でした